怠惰と快楽の技術

あるいは勤勉の敗北

20200426

 朝5時に目が覚める。ちょっとだけオーバーウォッチをして、METのストリーミングでも見るか、と思ったところで部屋の隅で干していたプラ容器を誤って踏み抜いてしまう。志賀直哉だったら小説書いてたな。

 止血をしているうちに未見のオペラに挑もうという気持ちが失せてしまったので、映画を見ることにして、ルイス・マイルストン監督『赤い子馬』を観る。特筆すべきところのない映画なのだが、ロバート・ミッチャムはやたらとハンサムだった。お腹が出てるのがGood(普段の役柄だとあんまり出てないからね)

 昼寝をして、起きてから2時間くらい仕事をやめたあとどうするのだろうかとベッドの上で呆然とした。それから流石にVRのセッティングをするかと思ったのだが、ケーブルをまたしても間違えて買っていたことが判明したので、ラオール・ウォルシュ監督『白熱』を観る。こっちは後半ちょっとダレる(というよりむしろ前半があまりにも完璧なのでどうしても見劣りする)のが惜しいとはいえかなり満足。そしてちょっと捻ったらいいボーイズラブになりそうだなという感じだった。(刑務所に潜入する男と母親に盲従するギャングのボス、よくない?)

 見終わったらなんか食欲がなくなってしまったので、かぼちゃをレンジで煮物にし、にんじんをレンジでコンソメ蒸しにして夕食とした。もう一本くらいなんか見て寝るつもり。