怠惰と快楽の技術

あるいは勤勉の敗北

20191205

パソコン何買うかで一日中悩む。

ロス・マクドナルド『さむけ』を読みはじめる。クリスティもクイーンもおもしろかったけど、ロスマクが1番好きかも(比較対象としてどうなのみたいな感じだが)。リュウ・アーチャーものはこれが2作目なんだけど、人と会う→手掛かりを得て次の人と会う→また手掛かりを得て次の人と…の繰り返しなのにどうしてこんなに面白いのか。語り手としてのリュウ・アーチャーと、探偵/観察者としての描写を加えるリュウ・アーチャーにはほのかに温度差があって、リュウ・アーチャーには本当のところ何が見えているのかがこちらに見えたり見えなかったりするのが面白いのかも。声に出しては言わねども何らかの推測を持って動いている感じが意識ィ〜!って感じ。

はやみねかおるオリエント急行とパンドラの筐』も読みはじめる。