20200611
転職サイトG………nにきた求人に気になるボタン押したりしてた。
MET「ヘンゼルとグレーテル」。貧困、ネグレクト、アルコール依存、家庭内暴力…あたりは歌詞を読めば掬える感じがするけど、2幕の悪夢的な樹木人間やシェフたちはちょっとすごかったし、魔女の焼死体を全員で食べるエンドには度肝を抜かれた。(しかも演出のリチャード・ジョーンズはインタビューで「だってオーブンに入れたものは食べるでしょ?」みたいな感じのことをしゃらっと言っててびっくりした)
NTLive「コリオレイナス」。トムヒがコリオレイナス役。オーフィディアスがコリオレイナスの血を化粧水感覚で顔にまぶしたな…と思ったらローマから落ち延びたコリオレイナスにキスするわ裏切られたら泣きながら頸掻き切ってコリオレイナスの血を浴びるわで完全に“理解”が生じてしまった。マーク・ゲイティスがお手本的なリーディングをしていた一方トムヒは終始ボソボソ平淡に喋っているように聞こえてしまった。ある程度はわざとなんだろうけど。
OldVic「怪物はささやく」。母親の死に対するアンビバレントな感情に苦しむ13歳の少年のもとに、ムキムキ上裸おじさん(※家の裏に生えているイチイの樹の怪物)がやってきて…という話。児童文学的によくできていて素直に感動した一方、ムキムキ上裸おじさんはちょっとどうなのよという気持ちにもなった。
ウィーン国立歌劇場「在りし日の宴」。裸ジャケットというナゾの格好で男たちが踊っていた。