怠惰と快楽の技術

あるいは勤勉の敗北

20200510〜11

0510

 朝、SHERLOCKシーズン3の第1話を見る。マーティン・フリーマンがひどい目に遭っていた。その後サンフランシスコ歌劇場の無料ストリーミングで『メフィストフェーレ』。オペラ自体はまあ多分2度と見ない演目だが、イルダール・アブドラザコフはとてもキュートだった。何あの猫ダンス…

 昼を食べてからSHERLOCKシーズン3の第2話を見て、友人とオンラインお茶会。私の仕事の話になった瞬間空気が重くなる。

 夜は知人とLINEをしながら『アデル、ブルーは熱い色』を観る。

 

0511

 朝起きてすぐにSHERLOCKシーズン3第3話を見る。ホームズが人を殺したのってもしかしてはじめて?ずっとジョンがやってたもんね。

 午前中のうちにベルリン国立歌劇場のストリーミングで90年代の『ヴォツェック』。舞台の上にものが少ないのは時代製なんだろうか。しかし『ラ・ボエーム』で泣く人間ではあるがすんごい好きなんだよね『ヴォツェック』。

 お昼を食べている最中に観ていないことを思い出したので東京文化会館のストリーミングで『トゥーランドット』。舞台演出や衣装メイクがとても好みで、ラストの解釈にも感服した一方、録音がなんか微妙というか歌が全然聴こえなかったのが残念。

 その後METの無料ストリーミングでマスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』とレオンカヴァッロ『道化師』の2本立て。どっちも良かったので満足。

 これからSHERLOCKのシーズン3第4話とシーズン4第1話を見る予定。全部見終わったらせっかくなのでガイ・リッチー版を見返したり中学生のとき挫折した聖典に挑戦したりしてみようかしら。