20200609
何となくp**za転職のスキルチェック(Java)をやってランクをBにする。経験浅いからAにしても応募できる求人の幅広がらなさそう。そして京都の旧友から「あなたは簿記を取って経理を目指すべきだと思う、つまらないけど向いてると思う」というメッセージをいただく。
MET「皇帝ティートの慈悲」(ポネルだしいっかと思って流し見)、モネ劇場「金鶏」(なんか帝政ロシア感と70年代SF映画感のごった煮みたいなセッティング、毒気がヤバすぎる)、英国ロイヤルオペラのプッチーニ三部作から「外套」(プッチーニはやはり一流の作曲家だなと思わされる作品だった──これをカヴァレリア・ルスティカーナと比べるのはあまりに、なんというか)「修道女アンジェリカ」(1時間という尺でこんなものを書ける人は他にいない)を見た。
20200608
カラオケに行ってちょっと歌の練習をし、しゃぶ葉でしゃぶしゃぶを食べ、帰ってpixivを見ながら昼寝をする。流石にこれはいかんだろと思った。思っただけだけど。
夕方ごろのそのそ起き上がって、MET「タイス」(とにかくルネ様が常にあの顔でよろめいていただけといえばそうなんだけど、まあ良いよね)を見ながら数年ぶりに英語でメールを書く。なんか声楽の先生の娘さんの夫がアメリカ人で、「シェイクスピアが好きだけど普段は英会話講師とかをしているからシェイクスピア欲が満たされないらしい、だからシェイクスピアのレクチャーを受けてやってくれ」と彼の連絡先を貰ったので、この中から選んでくれたら読む(大意)という連絡をした。仕事やめて声楽習いはじめたと思ったら次はアメリカ人男性にシェイクスピア(エアプ)の授業を受けることになるとは思わなかったよね。私の人生ハチャメチャか?
そういうわけで流石に何も観ずに臨むのはいかんだろうということでグローブ座「マクベス」(子供のためのチャリティ上演みたいな感じだったのか、人が死ぬところとか切り合いでキッズたちが大はしゃぎ、実質ヒーローショー)を見た。
20200606-07
0606
朝、少しだけピアノを弾いた後歩いて数十分くらいのところにある公民館に行く。発表会がなくなってしまった代わりに先生が一人ずつ録音をしてくれた。平均律2巻の24番を持っていったんだけど、緊張してフーガがところどころ破滅したので世の音大受験生とかは大変ねと思った。流石にその後は疲れてしまったので電車で帰って、チェーンのカフェでお茶をして帰り、高村薫「李歐」をちょっと読む。
知人とオンライン上映会としてMETの「皆殺しの天使」を観る。映画館で見た時には気づかなかったけど、1幕ではみんなすんごい変な演技をしている。アリス・クーテのドレス姿が見れてよかった(妙なカバラをする婦人というアレな役柄だけど…)。イェスティン・デイヴィスはシスコンのにーちゃんを好演していたしオードリー・ルナはやっぱり人間やめてた。それにしてもトーマス・アデスの指揮って「夜ごとの美女」のジェラール・フィリップみたいだよねえ。
その後続けてパリ・オペラ座の「リゴレット」を観る。娘を殺した後の老いたリゴレットがずっと舞台にいて回想をするような演出。リゴレットの道化っぷりとか娘に対する執着心の描き方の気持ち悪さ(幼少期から今までの計4人の娘に囲まれるのは限界でしょ)とかはよかったんだけど、なんか最後の方とか老いた方のリゴレットがah~~~!!って嘆いているだけになるのでちょっとそれはどうなの?と思った。ダンボールっぽいものを多用した美術は結構「リゴレット」という作品がもっているある種の虚無感をよく掬い上げているような感じで好感が持てた。
0607
朝ちょっとだけDBHのギャビコナとかコナギャビを漁って二度寝をし、その後高村薫「李歐」を全部読む。ちょっとこれ、凄い作品ですよ。
夜は大学時代の友人たちと「李歐」で読書会をする。李歐の回想で初めての殺人とキャベツが分かち難く繋がっているから一彰もそれを追体験するために脳内で敦子を殺しキャベツを買って帰るのだ、という指摘に一同色めき立つ。
その後知人とオンライン上映会でMET「オテッロ」(2015)を観る。おそらくオテッロの疑念を象徴するであろう不透明な建物が並ぶセッティング。この前観たMET「リゴレット」でタイトルロールをやっていたジェリコ・ルチッチのイアーゴがよかった。
20200605
朝METの「トスカ」を聴きながらちょっとだけDBHの漫画の下描きをして、お昼のあとは声楽とピアノのレッスン。
声楽:イタリア古典歌曲集はSebben, crudereにマルをもらい次の曲に(Star vicino)。コンコーネの3番ぜんぜん歌えないんじゃが。
ピアノ:発表会終わったらフランクの前コフとモシュコフスキーの15の練習曲から何かやりましょうということに。
帰ってきてからウィーン国立歌劇場のジョルダーノ「アンドレアス・シェニエ」を観る。フランス革命もののオペラって実はあんまりない…?初めて見たかも。そしてやっぱりカウフマンはこういう役(いかにもロマン派っぽい愛の詩とか遺書とかを熱烈に歌う)が似合うのであった。ベルカントの人じゃないとキツそうな歌なんだけどよくやるよなあ。
20200604
朝起きて昨日の残りのMET「ルル」を片付け、二度寝ののちSEKIROをちょっとだけプレイする。ブラボよりいけそうな気がする。その後MET「オルフェオとエウリディーチェ」を見ながらブログを書く。
働けないよ〜とめそめそしたあとスーパーに行って味の素の冷凍餃子(なんか台湾風すごいやつ)を買って食べる。お昼寝をしてだらだらしてフォロワーの2次創作を読んだりしていたら夜になってしまい、友人と通話しながらGYAOでセルジオ・コルブッチ「スペシャリスト」を観る。なんだったんだあの尻は。